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現在までも、米国輸入盤による日本への波及は指摘されてきました。 しかし、「日本における感染者は米国よりはるかに多い」との報道が複数。 もしこれが事実であれば、輸入盤による感染では説明がつかなくなります。
SONY BMGがCDのコピー防止目的で仕込んだXCP技術について、 インターネットの専門家から、新たな統計が明らかになった。 少なくとも世界中で56万台以上のWindowsマシンにXCP「rootkit」が組み込まれ、 そのうち日本のマシンは21万台を超えるという。
DNS専門家のダン・カミンスキー氏がブログで明らかにした情報によると、 XCP「rootkit」が組み込まれたマシンは、少なくとも56万8200台だという。 同氏は国別データも公表しており、それによれば、日本はトップの21万7000台、米国が13万台となっている。
Rootkitの最大感染国が台数ベースで日本との情報を受け、 PCやブロードバンドの普及世帯数が関わっているのではないかと考え、 2位のアメリカと比較してみました。データは2004年末頃のものです。
電子フロンティア財団(EFF)は11月21日、SONY BMGを相手取って集団訴訟を起こしたと発表した。 2400万枚以上の音楽CDに組み込まれていたXCPとMediaMaxソフトによる損害を回復するよう求めている。
Computer AssociatesのバイスプレジデントSam Curryは、 「事実上、ファイルに擬似ランダムノイズが挿入され、音質が悪くなる。気になるのは、 説明がないこと、同意を求めないこと、そして簡単に削除できるツールが用意されていないことだ」と語っている。この「ノイズ」が実は個人識別用の電子すかし(ウォーターマーク)ではないかという疑いが囁かれていますが、 その技術的性質上、出来上がりのデータだけからそれを証明するのは難しいと言えます。 疑惑の根拠のひとつとなっているのは、国内でよく利用されている比較的新しいCCCD方式である CDS300との挙動の相違です。
2005/11/24更新